エピローグ

世界の真ん中を歩く

あとがきのような、はじまりのような

 はたちになりました。

 

 このブログのタイトルである「エピローグ」は、あるとき決定的に崩れたその後、つまり私の人生を指しているのですが、そろそろ席を立って映画館を出るときのようです。それでも私のエピローグが終わるわけではないのですが。

 

 思えばorangestarの快晴にあやかって十代の総決算的なことをしようとずっと思っていたわけですが、とうとうそれを完遂せず終わった。はたちになってしまった。19歳、随分ふがいがなかったですね・・・。

 19歳の進展と言えば今年の初めくらいにだいぶ気持ちに整理がついたことですが(それ以降特に進展が無いのがダメすぎる)、気持ちに整理がついた結果、これまで欠かさず行ってきた過去への憧れをあまりしなくなってしまい、そもそも総決算をするモチベーションは過去一の低さだったのだから仕方がない。緩やかに忘れていき、とうとう忘れたことも忘れ始めてしまったのが十代最後の年なら、奇しくも私の望まない形で十代の総決算が行われてしまったようです。「お前がいつまでも先延ばしにしているなら俺がやるぞ」と、時間が申しております。で、どちらかというと一般的なのはこちらで、多くの人間が時間によって総決算をしているのではないでしょうか。あなたはどうですか?思い出に対して、あなたはどのような態度をとりますか?

 

 とはいえ諦めの悪いのが私ということで、1から10というなら11から20なのだから、まだ私は21~30ではないのでは!?と謎理論を展開している。つまり、本当に最後の年なのは19歳の去年ではなく20歳のまさに今年であると。物は言いようすぎる。

 とりあえず時間に抗う心は失っていない。本当の本当に最後という気持ちでいろいろやっていこうと思う。

 

 具体的に今年の大目標として以下を掲げる。

 ・空飛ぶ八月の物語の完成

 で、出来たら完結。これは俺の作曲能力と演奏能力にかかっている気がするが、あんまできる気がしない…完結は大学を卒業するまでにはしておきたいな。

 そして小目標としては、空飛ぶ八月の物語を構築するにあたってすべきことを行っていく。エモをね、取り戻していきたい。

 ・俺ガイルを読み返し、最終巻を読む

 ・高1から書き貯めたメモの整理

 ・参考資料となる小説をいくつかピックアップし読んでおく

 など。俺ガイルに関しては、最終巻が発売された一昨年、発売日に即購入しているにもかかわらず、怖すぎて今の今まで全く読めていないのだ。もちろんアニメ3期も観ていない。迂闊なネタバレが怖いので本意ではないが渡航先生のツイッターをミュートしてはや2年。なにしてんねん・・・

 

 ところで2021年の初め、「2021は空白にしない」とツイートしていたにもかかわらず、人生で一番の空白にしてしまったことは特に反省すべきだ。「胸を張って八月を迎える」とツイートしていたにもかかわらず、そうできなかったことも。ここに書くだけで満足してしまうことの無いように。今年こそ空白にしない。

 

では最後に二十歳決意の短歌を残して終わるか・・・

 

小説の終わりのその先があるのは、

その小説を書き始めるため