エピローグ

世界の真ん中を歩く

記憶の話

「この街では、春になっても少し雪が残っているんだ。そこは例えばバス停の建物の近くとか、歩道沿いのちょっとした土肌とか。ほんの少しの日蔭になっているから、暫く残る。他の多くの雪がとっくに解けてしまっていても。

 

 暖かくなったとしても、とても寒い冬があったことを忘れさせない。それでも、春も終わりに差し掛かれば、流石に消えて無くなるんだけどね。」

 

「何の話かって?」

 

遠征の記録 9/7 - 9/9

9/7

 ・新宿御苑

木々の間を走り抜ける風が涼しくて気持ちよかった。都心でここまで澄んだ空気を味わえるのなら十分過ぎるなと考えたところで、入場料500円を支払っていることに気づいた。でも交通費を払って田舎に行くより安いのである。東京って金がかかるなあ。


fender flagship tokyo

アンプシミュレータしか使ったことない人間だから、本物のツインリバーブを試奏できたのがとても良かった。ギターも数本試奏。ムスタングが小さくて軽くてかわいくてyunoshinの音がしてめちゃくちゃ欲しくなった。


・竹下通り

ふーんへえあっそうまあこんなもんかと歩いていたら、特にどのお店に寄るでもなく通り抜けてしまった。

2階のテラスから、売り物?の服をモータースポーツのフラッグのごとく振りながら宣伝をしている店員さんが頭に残っている。昔見ていたYouTuberの動画で出てきたデカい下着屋だけそれだと分かったのがすげー嫌だった。


・浅草駅周辺

実績「英語で道を訊かれる」をまさかここで達成するとは思わなかった。ちゃんと英語できないので困ったが、運良くその目的地が近かったので適当に指を差して解決した。苦し紛れに口から出た英単語を後から調べたら全部間違ってた。


・浅草のゲストハウス

客室が絶妙に汗臭かったがすぐに慣れた。布団は厚めでマットレスも敷いてあり、寝心地はそこらのビジホよりよっぽど良く、これまでの旅行を振り返ってもっとも爆睡した布団だった。


・大黒湯

温泉なのでちゃんと温泉の匂いがした。熱湯とぬる湯、水風呂が揃っており、露天風呂にデッキ休憩所もある。レンタルタオルはかなり古めかつ繊維が鋭く、髪を拭いたらキシと音を立てたのでちょっと心配になった。

喉が渇いた状態で飲む牛乳系ほど美味しいものはない。パイン牛乳を飲んだ。あと爪切り貸してくれてありがとうございました、大変助かりました。

 

 

 

9/8

朝の時点で大雨、特殊で大切な友人+ 中学の頃好きだった女とご飯を食べる予定は中止の連絡。トホホに暮れる(途方に暮れてトホホとなるの意)。
錦糸町散策や「富士見通りと商店街」に行くのも中止。台風で思ったように移動できない可能性を考えて、一旦新宿に戻ることにした。ゲストハウスから最寄駅に行くだけで靴までびちょぬれたが、「面白くなってきたな」と思うことで解決した。現実実況プレイが上手くなってきた。


・新宿のマック

注文に並んだが席は空いていて良かった。新宿とはいえ平日を実感。youtubeを見ていたら2時間ほど経ち午前中終了…これ自宅の過ごし方と変わんねえな。


・SOMPO美術館

長岡花火を描いた絵の展示があると聞き、近かったので時間潰しに向かう。普通に面白かったのだが、人も多く体力がないのでかなり疲れた。芸術文化専攻だというのに未だに芸術らしきものを好きになれない。美術の座学を3年連続でドロップアウトしている人間である。


ドトール

ドトールのカフェラテすき。これを書いている。


・友人宅

音楽を頑張ってる友人宅に宿泊。俺のocdを彼のfractal axe fx Ⅱに繋いで音作りを楽しんだ(音作りも人とやれば一応楽しめる)。
世間話の中で「最近Twitterをやめたんだよね、あそこ現実となんも変わらないから」と話したら、「現実では言えないことをいう場所としてのインターネットだったんじゃない?」と言われて愕然とした。俺がどこで間違えたのかなんて明白だ。

俺が寝ても彼は曲を作っていた。

 

 

 

9/9
 
友人宅で起床。彼は朝まで曲を作って寝たばっかりだと思うので、午前中はデスクを借りて大人しく家計簿や日記を書いていた。昼過ぎから活動。
 
 
・関町のドンキ、富士見通り
 
生活というか、人間の匂いが濃くむせ返りそうだった。人工物の密度の問題だと思う。街の住民に長らく愛されているだろう、年季の入った看板のローカルなスーパー、ランドリーなど。
 
 
tokio tokyo
 
- 笹川真生、昔の曲多めで楽しかったです。2018〜2020を思い出しそうになって、とっくに忘れていることに気づく。ふさわしくない→ゆめみる→やわらかな→滞る夜、ありがとう
 
- シャウトが入ってる曲があるの知らなかった!シャウトは、最高ですね シャウトしているギタリストが一番かっこいいです。
 
- 空調の不調の関係で一度外に出された。人間が密室に集まると湿度が異様に高くなるという点で、人体の半分以上が水でできてることを実感。帰りのバスをキャンセル。翌日のバスを予約できたが、今夜泊まるあてがない。面白くなってきた。
 
- イエナガさんが笑顔で歌ってる時が多くて良かった。一時期ずっとシリアスだった気がしたから。
 
- 「代表曲やります」って言った時どう見てもカポをつけてなかったし指はEを押さえていたからめちゃくちゃ困惑した。延命?塔?いやねえママかよ!
 
- フォロワーの皆さん大集合でとっても良かったです。会えて本当に嬉しい。そして調子に乗ってしまって本当にすみませんでした。いつから私は自分のことを修学旅行引率の先生だと思い込んでいたんでしょうね…そもそも修学旅行って何?
 
- colormalの皆さん、図々しいお願いを聞いてくださりありがとうございました。本当にすみません。
 
終演後は新宿に戻り、しばらく力尽きていたが、なんとか復活して宿探しの旅へ。快活クラブ2軒にふられた後についに宿を発見。
 
 
・宝島24
 
ネカフェだと思えば破格かつ好条件の環境で寝ることができました。ありがとう!でも醜い男性性を凝縮したような空間、綺麗に清掃された個室にこびりついている酸っぱい匂い、嫌悪はやがて他ならぬ自分も男性であることから自分に返ってきて自己嫌悪!しっかりトラウマになりました。二度と行きたくない。
はいと渡されたカゴに伝票と一緒に入っていたコンドーム2個は記念に持ち帰りますね。何に使うねん!水とか入れて膨らませて遊びます。
 
 

家に帰るまでが遠征なので、あと少しこの記事を更新予定。

プルースト

匂いは、思い出せない代わりに忘れない。

 

記憶は空に溶けている。あの日と同じ匂いがするのは、例えば僕がどうしても忘れたくないと願い、忘れてしまったあの日の想い出が、灰になって空に溶けているから。
記憶は空に溶けている。僕は、記憶を嗅いでいる。

 

匂いは、思い出せない代わりに、決して忘れない。

 

 


夕暮れ、色混じる空に悠然と立ち上がる入道雲は、まるで夏の亡霊だ。だれかの、だれかの、灰になった記憶が、空を飛べば寂しいと寄り集まってできたのだろうか。僕は入道雲の匂いを嗅いでみたい。

 


亡霊が、僕の背にそっと触れた。
はっとして顔を上げ、後ろを振り向くと、さっきまで陽光に照らされていた道が黒く染まっていた。いつしか僕は立ち止まっているだけでなく、俯いていたのだ。

そうだ、僕は歩き続けなければいけない。これからも続いていく、終わりのその先を。

 

 

 

即ち、一度匂えば、思い出さざるを得ない。

 

 

「夏の匂いがする」。

「だから、八月は空を飛んでいるんだと思う。」。

 

https://youtu.be/z2wSkTASo_I

https://youtu.be/9cSRvHqJiXg

振り返り2022 10~12月

夏休みが終わる直前に、今年の後期についていろいろと計画を立てました。というのも、あることが分かっているイベントが2つ、あったからです。

 

一つ目は12月、延期になっていた成人式。もう一つは遡って11月、Mrs. GREEN APPLEのライブに行くための東京遠征。

私が自分の意思で初めてライブに行ったアーティストであり、その結果お小遣いが無かった俺は地獄のような金欠に苦しみ襟足という一つの巨大なトラウマ群を作ってしまうことになっていた因縁の相手。別に因縁ではないな恨んでないし直接の原因じゃないし。でもこの振り返りブログ4本の中で「寒いよマン」よりも「襟足」という単語の方が頻繁に出てきているあたり、トラウマの強さが伺えますね。俺もびっくりです。襟足、たったの1年間だし、具体的なことは何にも覚えてないのに。

ちょうど1年前に東京遠征した際、同時に千葉へ俺ガイルの聖地巡りに行ったのを思い出し、その時一緒に行った特殊で大切な友人の一人を誘って今年も行くことにした。そして俺はその友人に「行くまでに俺ガイルの最終巻読んでおくよ」と約束をします。

 

「俺ガイルの最終巻を読む」という行為について。

高校3年生の終わり頃、発売即日購入した俺ガイルの最終巻を、どうしても読めずに手を付けられず、遂に3年経ってしまっていたのです。

どうしてそんなことになってしまったのか。それは、その作品が私の人世において非常に重要な位置を占めていることに由来します。俺が「空飛ぶ八月」に異常なくらい執着しているのも、「エピローグ」というタイトルでブログを続けているのも、「特殊で大切な友人」なんていう変な呼び方で友人を指しているのも、言ってしまえば「襟足」という姿でインターネットに現れはじめた経緯も、全ては一つの共通の"理由"に収斂し、その”理由”すなわち一つの概念世界(は?)に俺ガイルは深く関わっています。そろそろ日本語が怪しくなってまいりました。

まあとにかく思い入れと執着がヤバい、そういう意味付けをしてしまっているのです。私は俺ガイルという作品を作品としては見ていないんですね。

そんな俺ガイルの最終巻を読む、すなわちそれを終わらせるということは、私にとって様々なことを意味します。これは例のパラレルワールドの例えに近いですね。片方の世界で起きたことが、もう一方の世界で起きる出来事にリンクしている、という妄想の話です。

一つには空飛ぶ八月の完結前には読んでおかなきゃいけないという意味があります。そろそろ真面目にやらなきゃなってところですので、とにかく次に進むには俺ガイルを読んで、物語に決着をつけなければいけない

 

そういう状況の中で、千葉行きの予定というのはよい期限になると思い、友人と約束をしました。この約束が後に今年一の苦しみを招くとも知らずに……

 

 

 

10月

ともかく大きなイベントを控え、加えて映画製作の下っ端お手伝いや後期の授業も忙しくなります。12月の成人式、11月の東京遠征に備え、10月は久しぶりにいくつかバイトをしました。イベント系の単発バイトで、搬出入のバイトで普通に物理的に満身創痍になりました。

 

家族が松本へ来たので、ここでスーツを買いました。コロナで大学の入学式が無かったので、スーツを一着も持たないまま大学3年生になっていた。

 

 

地元新潟のローカルスーパー「原信」がなぜか隣りの市にできたので、行ってきました。地元で慣れ親しんだ店内のレイアウトに感動。

 

 

まつもとフィルムコモンズでの小イベント「ホームムービーの日 in まつもと」を開催。映像の上映より音声のミキサーを弄るのが楽しかった。手前にいるのが俺です。

 

 

学祭にソロ参加。コロナで中止になっていたので初参戦でした。昔はあんまり興味無かったのに、なぜかメイド服の女性を直視できなくなっていて悔しいです俺。

 

 

「なにもせずだらだらしている」ことがデフォルトだった去年の自分とは対照的に、常に何かしら「やらなきゃいけないこと」がある状態でした。それってなんもすごくないごく普通のことなんだろうと思いつつ、普通の人間よりよっぽど何もせず頑張らずに生きてきた自分にとってはあまり余裕のない日々でした。情けない限り。

 

対したこともしてないのに、普通の生活に適応するのが精一杯で、あっという間に10月が過ぎていました。

 

 

 

11月

ヤバいです。東京遠征まであと2週間なのに、俺ガイルを全く読めていません。

読む時間を作ろうと思えばいくらでも作れたはずですが、結局、これまでの3年間何度も読もうとして挫折してきたように、今回も読めなかったのです。

でも今回ばかりは読まなきゃいけません。特殊で大切な友人との約束を破るわけにはいきませんし、今回を逃したらこの3年間で1番の機会を逃してしまいます。

 

ということで、2週間で14冊の小説を読む日々が始まりました。本当は既刊全17巻なのですが、サイドストーリーの3巻は結局間に合わないと悟り、メインストーリーに絞ることにしました。

 

いざ読み始めると意外とすんなり読み進めることができました。なんてことあるわけないじゃないですか。地獄のような2週間でした

 

 

俺ガイルに向き合うということは、現在の自身の問題全てに目を向けることです。どうしても考えたくなくて考えないようにしていたことを強制的に考えさせられ、忘れてしまったことをどうしようもないくらいに自覚させられ、本当に大切なものから目を背けていたことを思い知らされ。3年間、否、エピローグが始まってから自分が積み重ねてきた全ての罪をここで償っているかのような気分でした。

 

2週間ノンストップで読み続けられるわけもなく、途中何度も立ち止まってしまったし、その度に「お前には時間が無い」と事実に脅迫され、また読むのを再開します。

さらにこの時期にゼミの企画がどんどん進み、コモンズの一番重要な作業も重なって全く身動きが取れなくなりました。ここで授業をいくつかドロップアウトしてしまいました。

 

徹夜を繰り返し、精神も肉体も酷くボロボロな中、21歳の誕生日を迎えました。

本当に心に余裕がなかったので、人生で初めてのサプライズお祝いはとても嬉しかったです。

ほしいものリストをぬるっと公開し、フォロワーの皆さんからもお祝い頂きました。プレゼントを送ってくださった方、リストに追加してくださった方、本当にありがとうございました。

 

 

旅行の2日前の17時から最後の5冊を読み始め、小休憩を挟みつつ寝ずに読み続け、ちょうど24時間後、旅行の前日17時に読み終えました。内容への感動とかではなく、「終わってしまったこと」のショックやいろんな感情がぐちゃぐちゃになって号泣しました。

 

 

しばらく放心してから荷造りをし、翌日に備えて早々に眠りにつきました。

 

 

旅行初日。千葉行です。

 

いなげの浜。もうちょっと他撮り慣れしたいですね。

 

 

この後、人生で初めて東京駅周辺を探索しました。東京の金がかかっているところ~と思った。

 

 

2日目は特に決めていた予定はなかったが、泊まらせていただいた友人に当日提案を受け、立川市に行くことにしました。

昭和記念公園

 

IKEA飯。

 

他県の県庁所在地よりちょっと栄えている、という感じが非常に肌に合う町でした。

 

 

3日目、Mrs. GREEN APPLEのライブに行く前にフォロワーとお会いする。お互いに次の予定が迫る中公園のベンチでめちゃくちゃ焦りながら知育菓子を作り、めちゃくちゃ急いで食べて即解散するという大変奇天烈な体験をしました。楽しかった。

 

 

これは直前に気付いてびっくりしたのですが、2000人キャパのZepp Hanedaで整理番号35番が当たり、最前から2列目に立つことができました。これだけ近い距離でメンバーの皆さんを目の当たりにすることはたぶんもう2度とないでしょう……

これは1曲だけ写真撮影可能と言われたときに撮った。

 

後ろを振り返って。

 

旅行中、何度か俺ガイルのシーンがフラッシュバックして苦しむという完全なトラウマ状態になりながらも、とても楽しく心休まる旅行でした。

 

11月後半はいろいろ細かいことをしつつ、それなりに慌ただしく過ごして終えました。

 

 

 

12月

月頭、ゼミの課外授業として静岡県浜松市に行った。往復10時間、なんと日帰り。狂ってるだろ!

 

ヤマハイノベーションロード。ヤマハの楽器、それを制作する技術が一堂に集合している博物館。なんと入場無料。

たぶんヤマハのギター全部あったし、ヤバいのはこれ全部試奏し放題。ヤマハのギター全部弾き放題!!やばくないですか!使えるアンプはTHR-IIだったけど、あれ練習用小型アンプにしてはかなり音良いんですよね。ヤバすぎる。

 

そしてもっとヤバいのは、移動に時間がかかりすぎて滞在時間30分、試奏とかできる自由時間は10分だったということです。マジで本当にふざけんなよマジでおかしいだろ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

 

こんな生殺しあるかよ、もう一回来ざるを得ないだろと思いつつ撤退しました。無念。

 

 

お昼ご飯の時間になったが、並ぶ時間が無くさわやかを断念。マジでさあ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ただでさえ時間が無いのに人と話し合いながらお店を決めるの無理過ぎて、結局一人で集団を抜け出しサイゼに行きました。くやしい。サイゼうま。

 

 

その後、浜松楽器博物館を訪れる。世界中の民族楽器などを中心に扱う博物館。こちらは滞在時間2時間以上。だからさあ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

 

でけえシンセや古のDTM機材もあって一応楽しめたけど、おれはヤマハイノベーションロードにもっといたかったよ……

 

 

無念の課外授業から1週間後、成人式のため帰省。

youtu.be

この件に関してはこちらを観てください。なんかあったら文章でそのうち追記します。

 

 

成人式を終え松本に帰って来てからは、大学のゼミをいろいろやったり、コモンズでは公式HPの立ち上げ作業をしました。人生で初めてのドメインと取得しサーバーを契約するという経験でした。8時間くらい缶詰になって作業した日もあった。

 

あとはちょっと遠くのデカいスパ銭にいってサウナにハマったり。いろいろ年末に向けて消化していったら、数カ月ぶりにようやく「直近でやるべきことが無くダラダラできる時間」が現れました。ありがてェ~と思い享受していたが、ふと日付を観ると思いっきりクリスマスでした。そういうの別にどうてもいいな~と思っていたのに、何となくクリスマスに予定が無い人間であることを意識してしまい悔しいです俺。

 

 

1月は授業のレポートやゼミの企画展なども控えており、めちゃくちゃ忙しいだろうことは目に見えているので、正月くらいそこから目を背けてのんびりしようと思います。

 

 

 

聴いていた音楽

後々追記します。

振り返り2022 7~9月

7月

大学に入ってからというもの夏は大体鬱で死んでいたので、久しぶりに健康に夏を迎えられました。

 

 

先輩のお家に行き、プレイヤーをお借りしてはじめてmerkmalカセット版を聴いた。そしたらなぜかキーが+2くらいになっていた(テンポは変わらず)が、あれは音源側の仕様?

 

 

3年ほど使ったiPhone7がスペック的にもバッテリー的にもかなり限界を迎えていたのでお役御免とし、Google Pixel 6aに買い替えました。もう少し詳しく言うと、iPhone7の使用歴は高校に入ってからなので5年。不良品を2連続で引き当てたせいで2度新品交換となり、今の端末が3年目。流石に5年も同じ機種を使うと飽きてしまい、全く同じ形のiPhoneSEに乗り換える気にはならず、ちょうどいい感じに波に乗っていたPixelシリーズでAndroidデビューしました。AirDropを使えなくなったけど、OneDrive等クラウドを普段から活用しているのでほぼ支障はなし。ホーム画面をNova Launcherで細かくカスタマイズできるのは自分の性格に合っていてよかった。不満は全くなくめちゃくちゃ満足度高いです。

 

 

 

8月

この月に入ると、寒冷な松本でもようやく濃い夏の匂いが漂い始め、ようやく季節を実感する。

頭に1週間弱帰省。コロナがこの頃はまだ怖かったのと、一緒に現地に行ける友人がおらず長岡花火を見るのは結局断念しました。

 

自宅付近で友人と手持ち花火をしました。

 

高校生の頃に謎に思い至って写真を撮ってもらってから、大学生になっても帰省する度に同じ場所で同じポーズで写真を撮ってもらってる。

 

 

帰省から戻りすぐに東京へ。Orangestarのライブに行きました。

初めてナブナを見た東京ガーデンシアターでOrangestarを見るというのは、そういう意味付けばかりしている自分にとっては嬉しかったですね。キモ。

 

危惧していた音の悪さは、前回とは正反対の最上階の席だとそこまで感じなかった。前回はアリーナだから音が悪く感じたのということでしょうか。

 

俺が人生で2つアーティストを挙げよと言われたらナブナと並べてOrangestarを挙げます。そのくらい愛しているアーティストです。「Orangestarを愛している人たち」に囲まれ、俺の居場所はここなんじゃないかと、春のライブハウスとは真逆のそれでした。おかげでカスみたいな後ろめたさもこの日は感じず、よくばりセットなセトリを心から楽しめました。「世界からOrangestar以外が消えても生きていけるな」そう思える唯一の音楽かもしれない。

 

 

その後、8月中旬まで大学のグループ課題に追われていました。早起きした8月の午前中の空気を吸うと、明らかに脳内で幸福物質がジャブジャブ出ているのを感じ、ちょっと怖かった。8月の午前中、寒いよマンという生物には完全に麻薬でした。

 

そんな思いも束の間、中旬を過ぎると途端に夏の匂いがしなくなってしまった。僅か2週間もない濃い夏、あまりに短すぎた。大学を卒業したらもっと暑い地域にでようと決心しました。

samuyyyyy.hatenablog.com

 

 

8月末、österreich小編成(國光、鎌野さん、ゲコさん)が長野でライブをすると知り、行った。長野とは言っても山梨県との県境にある小さな町で、ほとんど遠征の気持ちだった。会場は「やまゆり」といううどん屋さん。ちなみに当日は「食べるとき音が出る」という理由でうどんは販売していなかった。

samuyyyyy.hatenablog.com

この記事には書いていなかったことだが、実はライブ後にösterreichの皆さんと一緒に写真を撮っていただきました。もう一回言うと高橋國光と一緒に写真を撮りましたSNSはNGとのことでここには載せませんが、間違いなく家宝です。

 

 

音楽を作ろうとするのをやめ、昔好きだった曲などを何となく聴き、思ったより早く音楽が好きという気持ちを取り戻し始めました。結局、「"好きな音楽"を聴く」のは昔も今も変わらず好きなんでしょうね。

 

 

nico.ms

 

さて今年の8月もなんとなく終わってしまうなと、ギターをペロペロ弾きながら31日を過ごしていたらふと思い至り、久しぶりにDAWを開いて、そのまま2日間だけで制作しました。具体的にはボカロの調声を9月1日に行い、その他は8月31日に全部やりました。なので言い訳にもなりませんが作りがめちゃくちゃ粗く、逃げに逃げまくった曲作りさすがに皆さんごめんなさいでした。ただメロディだけは自分の中では及第点というか、個性も新鮮味もない歴史の中で擦り切れる程使われてきた「良いメロ」をかけたと思っています。そのおかげか、この記事を書いている今日までほぼ毎日うっすら再生されていて、普通にあとがきの再生数を超えています。ありがとうございます。そして、すみません許してください。

 

そもそも「安良街襟夏」って何かという話ですが、「空飛ぶ八月」という「題名」を決めたのが2019年の10月頃、確かその頃には既にポスト空飛ぶ八月として「襟夏」という「名前」を使おうと妄想していたのを覚えています。襟足の襟に八月の夏、分かりやすいですね。というか、そのころに既に打ち立てていた計画を3年経ってもまともに進められずまだ完遂できていないの普通にカスだろ。恥を知れ。完遂できない結果、ポスト空飛ぶ八月なのに空飛ぶ八月の完結より先に始めてしまいました。恥を知れ。うるさいなそんなこと俺が一番わかってんだよ全員ぶっ殺してやる

 

 

 

9月

ふわっとした喪失感というかやる気のなさを感じつつも、春休みに入学した自動車学校にほとんど行かず夏休みが半分終わっていることからさすがに目を背けられなくなった。この月はほとんど自動車学校に通う日々で、合間合間で何とか他のことをやっていました。この月から12月迄、それなりにやることがあって忙しい日々となります。

 

 

「俺全然映画観ないんですよね」と、よりにもよって映画監督の前で口走ってしまい、「あんまり観ないって決めつけない方が良いよ(苦笑)」としっかり怒られたので映画館に急いだ。4年ぶりくらいに映画館に行き見たのはゆるキャン△。ええ、とても良い映画でした。定期的に映画館にはいこうと思った。

 

 

今年度で3dsのインターネットサービスが諸々終わるということもあり、久しぶりに端末を起動していろいろみてました。ニコニコ動画3dsの使用時期5年中最後の2年程度しか触っていないというのに、文字通り桁が違うプレイ時間、狂ってやがる。

 

 

自動車学校、何とか9月中に教習を終え、10月1日に卒業検定を受けて、晴れて自動車学校と自動車運転を卒業。二度と運転したくない。

 

 

聴いていた音楽

音楽についても、ここらへんでいろいろ気持ちに整理がつきます。ちょっと年越しに間に合わなそうなので後々追記します。記事の長さが倍くらいになる気がする。どうかお付き合いください。